安全性が高い「中期国債ファンド」とは

中期国債ファンドは安定運用を目指したファンドですが、中期国債ファンドのリスクやリターン、どのような場合の運用に適しているのかなどといった点を紹介します。



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安全性が高い「中期国債ファンド」とは

中期国債ファンドとは


中期国債ファンドは、中期利付国債を中心とした公社債などに投資する投資信託です。投資対象に株式は含まず、安定運用を目指します。


略称を「中国ファンド(ちゅうこくふぁんど)」といいますが、チャイナとは関係ありません。中国ファンドは、正式名は「中期国債ファンド」といい、主に中期利付国債(中期国債)を中心に公社債で運用する追加型公社債投資信託です。


本商品は、株式は一切組入れず、リスクを少なくして安定した運用収益の確保を目指しています。


一般に、同期間の定期預金より運用利回りが高いこともあります。実際の運用にあたっては、1円以上1円単位で購入でき、収益分配金は運用実績に応じて毎日分配し、月末に一括して再投資するため、複利効果が期待できます。


その利回りは運用実績によって変動し、投資信託会社によって異なります。なお、中国ファンドは、かつては予想分配型でしたが、現在はMMFと同じ実績分配型になっており、その商品性の相違点がほとんどないことから、取扱いを止めた運用会社も多いです。


中期国債ファンドのリターンは、毎日分配金がつき、毎月末に1ヵ月分の分配金がまとめて自動的に再投資されます。つまり「1か月複利」の運用です。


分配金には、20%の税金(源泉分離課税)がかかります。中国ファンドは、安定運用の投資信託で、主な特色は以下のとおりです。


・中期利付国債を中心に公社債で運用する安全性の高いファンド
・毎日決算を行い、分配金は月末にまとめて再投資
・購入後30日を過ぎると、いつでも手数料なしで引き出せる
・購入後30日未満の換金では、信託財産留保額が差引かれる
・安定した収益の確保を目指して運用する


安全性が高い「中期国債ファンド」とは